同じ事を何度も言って聞かせるより「おぼえている手帳」を利用しましょう
日々生活していれば、いろいろな状況や環境が変わります。
親しい人やご家族がなくなったり、お店がなくなったり、新しくできたり。
こういうことは、健常な人には普通に記憶ができ、そのことに対応することは難しくありません。
そして、認知症の方にはそれがむずかしい。
そして普通は、何回もおなじように言って聞かせるところです。これはこれで間違いではありません。ただし、何回言ってもおぼえてくれるわけではありません。
これは記憶を保持する能力が衰えているからです。ある種仕方のないことであり、それに抵抗するのは無駄かもしれません。
だから「おぼえている手帳」
そういうときにこそ、「おぼえている手帳」を使って欲しい。
新しいお店の写真を撮って、ポケット部分に入れておく。右側のページに説明を書いておく。日付も記入しておき、ご本人の言葉で感想などを書いておく。
その店のことをきかれたときには、そのページを見せましょう。
すると、ご自身の記憶にはなくても、情報として残っていることがわかります。
ご自身の字で書いたものであれば、きちんと読むことができます。
また、それが自信にもつながります。
もし、日々の生活環境で変化があり、それを認知症の高齢者ご自身がわかっていないような状況だったら、ぜひ「おぼえている手帳」をお試しください。
どうぞよろしくお願いいたします。
おぼえている手帳のお求めはこちらからどうぞ。