「おぼえている手帳」はライフログではありません
確かに記録ですが
「おぼえている手帳」について、「これはライフログだ」という感想を持つ方がひょっとしたらいるかもしれません。または「夏休みの日記帳だ」という方も過去にお一人いました。
そしてこれはどちらも間違いです。「おぼえている手帳」は、ライフログでも夏休みの日記帳でもありません。
ではなにか。
私は「おぼえている手帳」は、命の魂の記録だと考えています。
健常な方々は、過去の記録を見れば、その時点でのことを思い出せます。記憶の糸口として利用できるわけです。また、夏休みの日記帳はそもそもこどもがやるものであり、認知症の高齢者とは無関係です。
そして、「おぼえている手帳」にあるのは、認知症の高齢者の方が、その日その日に生きたという間違いのない証です。自らの記憶の代わりであり、脳の延長とでもいうべきものです。
かけがえのない生きた証。それが「おぼえている手帳」なのです。
「おぼえている手帳」は、ご家族と認知症の高齢者が二人三脚でつくりあげる記憶帳です。
是非一度お使いいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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