利用者の声を紹介します

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おぼえている手帳「さくら」「あずき」「うぐいす」

「おぼえている手帳」の開発に際しては、いろいろな方にテスト版を提供しました。そして実際に使っていただき、効能を確認しました。
 この記事は、それを紹介するためのものです。こちらのページで書いてあるものと内容は同一です。

○事例

事例1 神奈川県大和市 施設
 神奈川県内のある高齢者施設でご協力いただいているところの例です。以下いただいたメッセージを引用します。「ご本人の感想・様子は「文字を忘れてしまっているな」前回の書いた文章を見て「こんなことしたかな?自分の字だね!」など話しています。また、1週間前のことを見て思い出すことにより、もっと遠い昔のことを思い出し、スタッフに思い出話を自分から積極的に話す様子が見られました。」

事例2 静岡県伊東市
 その方は2週間に1度、90代のおかあさまにあわれるそうですが、一度写真をとって、おぼえている手帳に貼り、後で見せたところ、ご本人が「これ私?」といって、大きな反応を見せたそうです。また、文字を書くのもなかなか困難になっていたそうですが、それでも、写真に直筆でメモを書いていたとのことです。 このように、認知症の方であっても、写真をとって貼り、そこにメモを加え、蓄積していくことで、ご本人の生の実感を再び持つことができるようです。

事例3 神奈川県茅ヶ崎市
 「母とは一緒に住んでないので、実家に行ったときのみ、週数回という感じですすめています。母はあった出来事を数分後には忘れてしまうので、一緒にいた日の午後に、私が今日こんなことをしたね?と振り返りながら、言ったことを母に書いてもらうようにしています。母は、後日ひとりのときとかに、その写真と文章をみながら、思い出したこと、気になったことを自分で書き直したりしているようです。
はじめは手帳を書くことに全然乗り気でなかった母も、今では「すごい良いのよーー!!」と絶賛しております。笑笑。そしてお友達の認知症のお母様にもすすめています。
おぼえてる手帳を書き続けるのは、写真をとったり、写真を印刷したり、一緒に記入するのをみてたりと、家族も一緒にやる必要があるので、負担はありますが、母の喜んでいる姿をみて、やっていてよかったととても思います。母は、この手帳をつけていることで、自分が何をしているかわからないという不安が少し解消され、精神的にも少し落ち着いてるような気がします。そして私以外の家族も、その効果を感じているようで、書くことを一緒に手伝ってくれています。

お義母さまを介護されていた方「元気なときに使ってあげたかった」
 使ってみたかったという方の意見もいただきました。その方は、お義母さまを長年介護し、数年前に亡くされたそうです。元気なときには、いろいろな場所に連れて行ってあげたそうです。
 ですが、お義母さま自身は認知症で、そのときの記憶をもっていなかったとのこと。
 実際には出かけた事実はある。なのに記憶がないがゆえに、「どこにもつれていってもらえない」とご不満だったそうです。だから、「お義母さまが元気なときに使ってあげたかった」とのことでした。おそらくこういうご家族はほかにもいらっしゃるかと思います。そしてそういう方々に、記録という形で記憶を共有していただき、コミュニケーションのきっかけにしてもらう。「おぼえている手帳」の役目はそこにもあると考えています。

認知症の人でも記憶が持てる「おぼえている手帳」のオンラインショップhttps://oboeteiru.thebase.in/

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