人間の外部に記憶をもつこと。それが「おぼえている手帳」です。

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認知症の人でも記憶を保つことができる「おぼえている手帳」

 「おぼえている手帳」は、製品(文具)の種類として言えば、手帳・日記帳であり、ノートです。
 ただし、構造がちょっと特殊です。左側のページにポケットがついています。ここに写真を収納できます。
 また、右側には、出来事を記録する欄があります。
 このことで実現されるのは、認知症の高齢者と周囲の方が出来事を記録し、この中に保存することです。
 また、ペンを持って文字を書くことで脳が活性化します。ご自身で感じたことを文章にすることで、自分が世界をどう認識しているかをはっきりさせることができます。
 さらに、過去のページを見直すことで、ご自身が連続した時間の中で生きていることを確認できます。

記憶の保持が難しくなった人に時間の感覚・記憶を

 このように、「おぼえている手帳」自体が提供するのは本当に簡単なことです。写真を保持する仕組み、出来事を記録する面。それが綴じられた冊子状の構造。
 また、利用される側の力の活用もポイントです。認知症とはいえど(進行の程度にもよりますが)、視力があり、また文字を書く能力があれば、「おぼえている手帳」は十分に役立つはずです。
 それが、認知症の回復とか、進行を遅らせることに役立つかどうかは、まだなんとも言えません。
 ともあれ、記録をはじめた日から記憶を持つことができるのは、確かです。
 そして使わなければその日の記憶を持つことはできない、認知症の当事者の人には難しいのが現実なのです。
 確かに紙の上の記録と写真は記憶そのものではないかもしれません。ただ、それは健常な人間が頭の中で思い出すこととどれぐらいの違いがあるのでしょう。本人にしてみれば、完全に覚えていないことが、冊子の中で、写真と自分の直筆で見られるのは、驚きと喜びがあるはずです。そして実際、それを複数人の方が経験しています。
 だからこそ、認知症の方を介護される方(今このページをごらんのみなさまですね)や、高齢者福祉施設の方には是非ともこれを知り、使っていただきたいと考えているのです。

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