食べたことを忘れた場合も対応できます
食べたことを忘れてしまったとしても
認知症の症状の一つとして食事をしたことを忘れるというものがあります。
食事をしたこと自体をわすれてしまい、まだ食べていないという認識になるわけです。
実際には、食事をしているわけですから、もし食べたら食べ過ぎになってしまいます。
こういうときにも、「おぼえている手帳」は役に立ちます。
食事をするときに、ご本人と一緒に食べたものを写真に撮るのです。また写真は日付が入るカメラアプリを使うのがいいでしょう。たとえばiOS用だと「タイムスタンプカメラ」というアプリがあります。これを使えば、写真に日付や時間が入れられます。
こうやって撮影した写真に日付を入れ、プリントして「おぼえている手帳」に入れておきます。
また、食べたことについて、一言でいいので右ページに書いてもらいます。
こうすれば、もしご本人が食べていないと言っても大丈夫です。
写真があるページをみてもらえば、間違いなく食べたことがわかるからです。