母の日の贈り物に「おぼえている手帳」をぜひどうぞ
今年の母の日は5月8日(日)です。
母の日のプレゼントには、ぜひ「おぼえている手帳」をどうぞ。
「おぼえている手帳」は、“認知症の人でも記憶を持てる”をコンセプトとして開発した商品です。見開きページの右が日付と出来事の記入用、左が写真を入れるポケットになっています。
記録とそのときの写真を一対に保存することで、そのときの出来事がよみがえります。かりにご本人がおぼえていなかったとしても、左ページの写真と右ページの出来事の記録を見ることで、そのときのことがご自身のこととして実感できるのです。
フォトブックとしても
最近、とある方から言われたのは、これはフォトブックとしても利用できると言うことでした。
認知症の方に限らず、高齢になられたご両親におくるのに使われたい旨を言われました。
過去の写真をあつめ、写真の出来事にまつわる記録、たとえば、日付やおおよその年月日はもちろん、そこに写っている人やできごとの内容など、おぼえている範囲で書く。そのことで、写真の出来事が、その時点で新たな記憶となるわけです。また、写真自体や記録自体をめぐってご家族でのやりとりが生まれます。コミュニケーションのきっかけ・核ともなるのです。
そう考えると、「おぼえている手帳」は実はまだまだ可能性を秘めたツールなのではないかと思います。
1人でも多くの認知症の方に、1日でも早く使ってほしい。「おぼえている手帳」を開発した当初の私の思いは今もかわりません。ですが、それ以外にも用途があり、その用途にも十分耐えられるのが「おぼえている手帳」ではないかと考えています。