「おぼえている手帳」は過去を見直す時間を生み出します

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過去の出来事を見直しているところ

過去を見直す時間を生み出します

 おぼえている手帳は、記録を記憶にする手帳です。予定ではなく、出来事を書きます。
 そしてこれを繰り返すことで、記憶が「おぼえている手帳」の中に蓄積されていきます。
 
 ある程度記録がたまると、これを見直す時間が生まれます。
 実はこれこそが、「おぼえている手帳」の画期的なところかもしれません。
 認知症の人は、その記憶障害という症状によってとくに近い過去のことを覚えていることができません。または、その記憶を自由に引き出したり思い出したりすることは困難になっています。

 そして、「おぼえている手帳」があれば、自分が最近経験したことが、ぺーじを開くだけで確認できるのです。ページをめくれば時間の経過も感じられるはずです。

 そういう時間を生み出せることも「おぼえている手帳」がある事の意味なのです。
 
 これを、認知症の人に経験して欲しい。その一心で、このWebページがあり、オンラインショップBASEがあり、発送用のスマートレターやレターパックの準備があり、関連する私の各種の活動があります。

 ぜひとも、一度使っていただき、認知症の方にそれを実感して欲しい。一人でも多くの認知症の方に1日でも早くそれを実感して欲しい。それが私の願いです。

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